6月に入り、信州の山々も雨を吸って一段と緑が濃くなってきましたね。そろそろ梅雨入りの足音が聞こえてくるこの時期、日中や雨の日に「ちょっと蒸し暑いな」と感じて、今シーズン初めてエアコンのスイッチを入れる方も多いのではないでしょうか。

そんな時、お伺いする現場で一番多くいただくのが、「エアコンをつけた瞬間、なんだか雑巾のような生乾き臭がする……」というお悩みです。
今回は、6月上旬にありがちなこの「嫌な臭い」の正体と、お家で今すぐできるプロ直伝の応急処置について詳しくお話しします。

1. エアコンから出る「あの臭い」の正体とは?

「去年までは普通に使えていたのに、なぜ急に臭うの?」と疑問に思いますよね。 結論から言うと、あのツーンと酸っぱい臭いや、生乾きのような臭いの原因は、エアコンの内部に潜む「カビ」と、お部屋の「生活臭」が蓄積したものです。

エアコンは室内の空気を吸い込んで、冷やしてから再び外に出す機械です。冷房や除湿(ドライ)を使うと、エアコンの内部にあるアルミフィン(熱交換器)がキンキンに冷やされます。これは、夏の暑い日に冷たい飲み物を注いだガラスコップの表面に、大量の水滴がつくのと同じ状態です。

この冷房中に出る大量の水分(結露)と、お部屋の空気と一緒に吸い込んだホコリや油汚れが合体することで、エアコンの奥底はカビにとって最高の繁殖地になってしまいます。
冬や春の間、乾燥して眠っていたカビたちが、6月の梅雨の湿気によって一気に目を覚まし、冷房の風に乗って部屋中に飛び出してくる。
これが、あの不快な臭いの根本的な原因です。

2. 今すぐ試して!プロが教える「臭いを和らげる応急処置」

「今日、どうしてもエアコンを使いたいのに臭くて耐えられない!」という時のために、お家で今すぐできる応急処置をお伝えします。手順はとてもシンプルです。

  1. お部屋の窓をすべて全開にする

  2. エアコンの設定温度を「30℃(最高温度)」にする

  3. その状態で「暖房」で1時間ほど弱風運転する(※送風機能があれば送風でも可)

「えっ、暑い日に30℃で暖房をかけるの?」と思われるかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。 設定温度を室温よりも高くして運転させることで、エアコンの冷やす機能を止め、内部を徹底的に「乾燥」させることができます。乾燥させることで、内部にこびりついた臭いの成分を一気にお部屋の外へ追い出すことができるのです。窓を開けるのは、その追い出された臭いをお部屋にこもらせないためです。

【ご注意ください】 ただし、これはあくまで一時的な「応急処置」です。エアコンのアルミフィンや、風を送り出すファンの奥にへばりついたカビの塊そのものが消えたわけではありません。数日経つとまた臭いが戻ってしまうことが多いため、根本的に解決するには、やはりプロの機材による高圧洗浄が必要になります。

3. 子どもたちの健やかな空間と、シルフの想い

私は現在も運動教室の指導者として毎日のように多くの子どもたちと関わっております。子どもたちが一生懸命に体を動かす場所、そしてご家族が1日の疲れを癒やす場所は、常に「澄んだ空気」であってほしい。その想いが、私のこの仕事の原点です。

梅雨時のどんよりした空気の中で、カビを含んだ風をずっと吸い込み続けるのは、大人にとっても小さな子どもにとっても心地いいものではありません。店名の通り、清掃したエアコンを通して、お家を空気から変えていくお手伝いをしたいと考えています。

「うちのエアコン、中はどうなっているのかな?」と気になったら、本格的な夏が来て予約が完全に埋まってしまう前に、どうぞお気軽にシルフまでご相談ください。お一人おひとりの暮らしに寄り添い、本当に必要なご提案をさせていただきます。

現在、6月中旬まで予約が埋まっております。
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